"院内暴力"の定義が曖昧なことを感じました。
このホームページは看護師の安全を守ることを目的としており、患者だけでなく職員からのいじめとか院内に限らないストーカー、迷惑電話など院外で起こっていることも取り扱っています。
さて院内暴力とは何か?ですが、日本看護協会の「保健医療福祉施設における暴力対策指針ー看護者のためにー」においても暴力全体を網羅したものです。暴力のリスクマネジメントの対象は患者が主になっていると思われます。
また、ICNも"みんなでなくす暴力"と包括的取りあげ方です。
院内暴力という言葉は、調査した限りでは2004年頃から出てきたようですが、はっきりした定義は書かれていないようです。
また他のネット上のものを調べましたが特に定義はないようです。
院内暴力ということが、ごく最近マスコミなどでもようやく取りあげられるようになってきました。もう一般的に"院内暴力"という言葉が使われつつある時代にあると感じます。
しかし、マスコミの取材はまだ初期の段階のためか、病院における患者からの暴力に限定されるように思います。
院内暴力を院内に限るものと定義をするとストーカー、迷惑電話など院外で起こっている事は含まれなくなります。また限定されることによって暴言、セクハラなど看護師が傷つくところが含まれなくなる可能性があります。
そのような定義はどうでもいいじゃないか?と思われるかも知れませんが、病院内においては、暴言、看護師につばをはく、怒声 などなど 看護師は非常に傷つきます。
そういう意味で、日本看護協会やICNがわざわざ"院内暴力"という言葉を使っていないのかも知れません。
更に看護師同士のいじめなどがあります。しかし、これは根元から異なるものと考えた方がよいと思います。ただし、看護師を守るということをうたっていることより取りあげています。
更にホームページの性格も含め看護師から患者への暴力、虐待はここでは取り扱いません。
院内暴力という言葉が、曖昧なため定義をしておきます。
もちろん日本医療マネジメント学会などで定義をされているのかも知れませんが、このホームページでは次のように定義しておきます。
"院内暴力"
病院の院内外を問わず、患者及び家族などから医療者及び病院関係者に対する暴力、暴言、セクハラなどをいう。ただし、院外においてはストーカー、迷惑電話などに限定する。
なお、看護師同士の暴力、いじめなどを取り扱っていますが、これは職場暴力と考えます。
また、患者から患者に対しての暴力もありますが、院内暴力とは定義しません。しかし、医療安全管理上おおきな問題であることには変わりなく、他のところで一部取りあげています。